今より良い給与で働きたいですか?
TOEICのスコアアップは、そのための条件の1つを満たせます。
TOEICは600点は、昇進や転職時の要件のスタートラインに立つことができます。
本記事はTOEIC600点を取得するための勉強方法を書きました。
私自身は、2020年に取得しています。
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TOEICの勉強をしようと思うけど、何から始めて良いかお悩みの方には参考になるかと思います。
この記事の内容
- TOEIC600点はどのくらいのレベル?
- TOEIC600点のための勉強時間は?
- TOEIC600点のための参考書選びは?
- TOEIC600点のためのPart別勉強方法は?
一般論にくわえて、個人的な経験を基に書きました。
「良い環境で働く一歩を踏み出したい!」
あなたの参考になれば幸いです。
TOEIC600点レベルってどのくらい
TOEIC600点は受験者の平均点レベルです。
就職・転職・昇進の要件として、スタートラインに立てる最低限のスコアでしょう。
TOEICの標準的な問題が解けるようになって到達できます。
英検と比較するとだいたい2級相当。
年収レベルもハイスコアの方とそうでない方には大きく差がついています。
詳しくは別記事にまとめています。
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TOEIC600点のレベルってどのくらい?
続きを見る
TOEIC600点の正答率
TOEIC600点を取得するためには60%の正答率が必要です。
各Part別では以下のようになります。
Part1:6問中4問 66%
Part2::25問中18問 72%
Pawrt3:39問中26問(1セット3問中、1問不正解でも大丈夫) 66%
Part4:30問中20問(1セット3問中、1問不正解でも大丈夫) 66%
Part5:30問中21問(3問中、1問不正解でも大丈夫) 70%
Part6:16問中13問 80%
Part7:54問中34問(5問中、2問不正解でも大丈夫) 63%
Part2,5,6は高い正答率が求められます。
特にPart5,6は英語の基礎である文法を問うPart。
TOEIC攻略には文法を避けては通れないことが伺えます。
上記は、CD2枚付 世界一わかりやすいTOEIC L&Rテスト総合模試1[600点突破レベル]から引用しています。
TOEIC600点の勉強時間
TOEICを100点スコアアップさせるには200時間±20時間を一つの参考にするのが良いとされています。
オックスフォード大学出版局が、TOEIC受験生を指導する講師向けに作成した資料に記載されているため、一般的にその様に言われています。
例えば現在の点数が550点で目標点数が650点であれば、225時間必要であるというのが下の表です。
社会人でTOEIC600点以上取得している方は、週に2時間以上、休日や移動時間を利用している様です。
詳細は別の記事をご覧ください。
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TOEIC600点とるための勉強時間はどれくらい?
続きを見る
TOEIC600点の参考書
TOEIC600点取得のために実際に私が取り組んだ参考書を列挙します。
またその教材を利用して学習期間や学習時間を目安として載せました。
どれもスタンダードな教材になります。
単語
- 学習期間:2020年2月~4月
- 合計学習時間:約19時間
- 1ヶ月平均学習時間:6.2時間
TOEICの単語対策としては、とても有名な教材。
これだけを愚直に取り組むだけでだいぶ違います。
まったくの初心者が最初に手にとるにはおススメです。
使用方法は後述します。
文法
- 学習期間:2020年2月~3月
- 1ヶ月平均学習時間:3時間
- 合計学習時間:約6時間
中学英文法のおさらいという意味で取り組みました。
解説と練習問題がついており、自分の理解度をはかることができます。
- 学習期間:2020年4月~6月
- 1ヶ月平均学習時間:3.4時間
- 合計学習時間:約10時間
TOEICのPart5とPart6が苦手項目でしたので、この文法特急はとても即効性のある教材でした。
この教材のおかげで600点を超えたと言っても過言ではありません。
リスニング
リスニングに重きをおき、多くの時間をかけていたと思います。
取り組んだ教材は以下の2つでした。
- 学習期間:2020年2月~9月
- 1ヶ月平均学習時間:8.8時間
- 合計学習時間:約70時間
もっとも力を入れた教材です。
リスニングに必要なリピーティング、音読、シャドウイングの方法に関して解説されています。
そういったトレーニングに馴染みのない方が最初に取り組むのにはおススメです。
- 学習期間:2020年7月~9月
- 1ヶ月平均学習時間:3.4時間
- 合計学習時間:10時間
TOEICのスコアアップには直接つながりはないかと思います。
前述の音読パッケージトレーニングをひと通り終えた後の教材ということで取り組んでみました。
現在は、音読パッケージトレーニングの続きの教材が出ているので、そちらを取り組むのが良いでしょう。
発音
- 学習期間:2020年3月
- 合計学習時間:54分
発音できなければ聞き取れないとのことで、おススメされていたので取り組みました。
シンプルな作りなので、聞き流す程度で終わってしまいました。
公式問題集
- 学習期間:2020年6月~9月
- 1ヶ月平均学習時間:5.5時間
- 合計学習時間:約22時間
やはりTOEIC試験対策として、どこでもおススメされている公式問題集。
私の場合、電車の中が勉強の場所。
そこで取り組むには大き過ぎたので、メルカリで中古を購入し裁断して断片を持ち歩くようにしました。
TOEIC600点の勉強方法
単語勉強方法
単語に関しては一つのテキストに絞ったら、その他のモノに手を出す必要はないでしょう。
金のフレーズに関しては、TOEIC600~900点を目指す単語が掲載されています。
600点が目標だったとしても、900点のための単語も行いましょう。
番号が振ってあり、基本的な単語は○○個あります。
初日は、1~100まで取り組みます。
2日目は1~200まで。
3日目は100~300まで。
4日目は200~400.
…
といったように、100単語ずつずらしながら覚えるようにしましょう。
1回で覚えることはせず、繰り返すことを重視します。
文法勉強方法
中学英文法のおさらいを「Mr. Evineの 中学英文法を修了するドリル 」で行いました。
英文法の項目に対して、解説と演習問題のページがあります。
ココがポイント
- 演習問題を中心に行う。
- 不安な点や曖昧な点があれば解説を読む。
続いて1駅1題!TOEICL&RTEST文法特急を繰り返し解きました。
問題数は全部で153問ありましたので、1日15問を目標に問題を解き解説を読む。
それを10日で終わらせる計算になります。
ココがポイント
- 解答にいたる理由を理解する。
TOEICの文法問題に特化した問題と、そのための解説になるので要領よく学ぶことができました。
ココに注意
- TOEIC攻略に文法は避けられません。
Part別勉強方法
概論
TOEICは大きくリスニングとリーディングのPartに分かれます。
リスニングの勉強をするにしても、単語や文法の勉強は必須です。

単語・文法の勉強をしつつPart別に取り組みましょう。
またTOEIC特有のパターンがあるので、その傾向を知ることが重要です。
例えば、スケジュール変更やイベントの告知など。
こうしたシチュエーションに頻出の単語や言い回しがあるので、その点を押さえるようにしましょう。
ココがポイント
- 何はともあれ単語と文法ありき。
- TOEICのパターンを理解する。
Part1:写真描写問題
Part1は写真を見つつ質問に適した解答を選ぶ問題です。
英文自体が短く、他のパートに比べれば取り組みやすい印象があるかもしれません。
例題を解いて終わりにしてはいけません。
正解になる理由、不正解の理由を理解ししながら確認しましょう。
ココがポイント
- 理解しながら解く。
Part2:応答問題
Part2は、問題も選択も英語で読まれ、その上で解答する必要があります。
リスニング全般に言えますが、ディクテーションがおススメです。
その上で、Part2は文頭を聞き逃さないことが大切です。
例えば「When~」で始まれば、時間を問われているのは明らかです。
ココがポイント
ディクテーションの方法
- 何も見ずに英文を聴き、その英文を書きとる。
- もう聴き取れないと思うまで聞いてから、答え合わせをする。
Part3:会話問題
前述したように頻出のパターンがあります。
そのパターンを意識したうえで、単語や言い回しを学びます。
さらにリピーティング・音読・シャドーイングをしましょう。
ココがポイント
理想のリスニングの仕方
- リピーティング:一文ずつストップし、繰り返します。
- 音読:文章を音読します。
- シャドウイング:文章を見ながらと行うのと、文章を見ないで行う。
こうした方法を組み合わせながら1題の文章を30回くらい口にすると良いでしょう。
理想は3セット繰り返して100回近くできるのがベストです。
音読の効果は以下の記事でも説明しています。
興味があればご覧ください。
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【英語勉強法】「音読で外国語が話せるようになる科学」を読んで【要約/感想】
続きを見る
Part4:説明文問題
基本の勉強の仕方はPart3と同様です。
企業広告やラジオニュースなどのパターンがあるので、傾向に沿って学びましょう。
シャドウイングをしようとしても、なかなかスピードについていけないかもしれません。
そんな時は喉発音を意識するのが良いと思います。
喉発音を意識するとシャドウイングスピードも速くなります。
参考に動画を貼っておくのでご覧ください。
Part5:短文穴埋め問題
テレビでは、タレントが海外で無茶苦茶な英語でコミュニケーションが取れている場面を見ることがあります。
そんな場面を見ると、文型を初めとした文法に意味があるのかと思うこともあるかもしれません。
しかし先述した通り、見て分からないものが聞いて分かるはずがない様に、文法は英語理解の基礎です。
特にTOEIC攻略には欠かせません。
地道に文法の勉強をするのが確実です。
ココがポイント
遠回りは無いと思って、長期目線で取り組む

Part6:長文穴埋め問題
Part6は、Part5とPart7の中間的な問題です。
文法の知識も問われつつ、文脈から判断することが求められます。
文法学習を継続しつつ、解にいたる理屈を理解する必要性があります。
正解となる選択肢とその他の選択肢を、英文法にのっとった理屈で説明できるように取り組みましょう。
ココがポイント
- 音読する。
Part7:長文問題
多くの方が本番においてPart7に取り組む時間が足りなくなるのではないかと思います。

そのため英語を英語として理解する必要があります。
では、そのために必要なトレーニングは何かと言うと音読です。
音読は、英語を声に出しつつ意味を理解する必要があります。
その時点で既に2つのタスクが求められ難易度が高いため、その上さらに日本語に訳すことは同時にできません。
そのため音読をすることは、英語を英語として理解するトレーニングとしては適した方法です。
もちろん最初からスグにできるものではないと思うので、精読⇒音読の順で取り組むと頭に入りやすいのではないかと思います。
ココがポイント
- 英語を英語として理解するトレーニングをする。
アプリ
これまで参考書を列挙し、勉強法を提案しました。
これだけの勉強をするためには1冊の参考書で足りません。
しかし参考書を何冊も持ち歩くのも荷物が重くなりますし、単純に置く場所を取ります。
そうしたことが煩わしいという方は、以下のアプリを使うのがおススメです。
ココがおすすめ
- abceed(エービーシード)
- スタディサプリ English TOEIC L&R TEST対策コース
Abceed
abceedは、AIを活用したTOEIC対策アプリです。
主な機能
- 無料版:TOEIC問題演習
- 有料版:月額1650円からのコースを利用すると200冊以上の人気教材が使い放題
無料版はひたすら問題演習を行い、弱点対策ができます。
予想スコアが算出され、実際のスコアと差があまり無いというレビューも散見されます。
有料版であれば、前述した金のフレーズはもとより、人気の参考書が使いたいだけ使えるのはが良いですね。
App storeのレビューでは4.7
abceed口コミ
メリット
- 予想スコアが励みになる
- 重い参考書を持ち歩かなくて良い
- 音声データをCDなどから取り込む手間が省ける
ココに注意
- アプリ内にバグが散見される。
自分の好きな参考書をアプリで持ち運べるのは魅力的ですよね。
場所を選ばなくて済みます。
バグなどは多少ある様ですが、概ね高評価の様です。
詳細は公式ページをご覧ください。
スタディサプリ ENGLISH
現在私はスタディサプリ ENGLISH TOEIC L&R TEST対策コースを利用して勉強しています.
600点取得には以下の3つの理由でおススメできます。
スタディサプリ ENGLISHがおススメの理由
- 600点をマイルストーンにしている
- TOEIC対策の要点がまとまっている
- 同じユーザーインターフェースで上を目指せる
600点をマイルストーンにしている
スタサプにはアプリの利用方法に関するガイダンス動画があります。
その中で、600点を境に初級者と中級者を区切っています。

初期ガイダンスでTOEIC600点をマイルストーンとしていることが分かる
これを見る限り「まず600点を目指す人」と、「600点から上を目指す人」をターゲットとしてアプリが作られていることが伺い知れます。
その点から600点を目標にしている人にとっては扱いやすいはずです。
TOEIC対策の要点がまとまっている
スタサプの主なコンテンツは、英単語・英文法・パート別解説・実践問題の4つです。
特に英文法やパート別解説は、神授業で有名な関先生が担当しており、分かりやすくTOEICの傾向と対策を示したものとなっています。
何度も述べますが、TOEICは文法理解があってこそスコアアップできます。
かなり文法に力を入れたアプリです。
動画であるため文字よりも情報量は多い上に、神授業と言われるだけあって頭に自然に入ってきます。
同じユーザーインターフェースで上を目指せる
TOEIC600点のはスタートラインに過ぎません。
昇進や転職を考えるなら700点、800点と上を目指す必要があります。
参考書の場合、その都度買い替える必要があるでしょう。
買い替えるたびに勉強法をアジャストする必要がありますし、参考書が自分に合わない場合もあります。
スタサプならユーザーインターフェースに慣れてしまえば、そうした問題もありません。
勉強の仕方を変える手間を省いて、さらなる上を目指せます。
無料体験期間が7日間設けられているので、利用して使用感を判断することができるのです。
興味のある方は下のリンクからお試しください。

まとめ
TOEIC600点取得のための勉強方法を解説しました。
TOEIC600点は受験者の平均レベルであり、500点代の方が到達するには約200時間ほど必要と言われています。
そのために必要な教材は、TOEIC関連教材のスタンダードを選べば問題ありません。
勉強法は、単語・文法から取り組み基礎を構築しましょう。
その上でTOEIC教材で音読・シャドウイングを行い、英語を英語として理解できるようにするのが良いでしょう。
今は有益なアプリを利用するのが効率的です。
特にスタディサプリ ENGLISHは、TOEIC600点を目指すには最適でしょう。
その理由は先述した通りです。
効率的なTOEIC600点の勉強には、スタディサプリ ENGLISH TOEIC L&R TEST対策コースが最適と言えるでしょう。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。