電車の中でリスニングをしていると、騒音がうるさくて聞こえない。動画視聴していると音声が聞き取りにくい。そんなことでお困りではないでしょうか。
この記事がおススメな方
- 電車内でリスニング学習する方
- 電車内で動画視聴をする方
ノイズキャンセリング機能付きのイヤホンを利用すれば、その問題を解決することができるでしょう。しかし様々なノイズキャンセリング機能付きイヤホンがあり、どれが良いのか分からない。高額なモノもあれば、リーズナブルなモノもあります。高額であるほど機能も良さげですが、なかなか手が出しづらい。しかし安くても機能が悪く、問題が解決しないのでは元も子もない。
この記事では騒音を気にせず、電車の中でリスニング・動画視聴ができる1万円以下のノイズキャンセリング機能付きイヤホンを紹介します。
現在のところ一押しはAnker soundcore Life P3となっています。
Anker soundcore Life P3のレビューを読む
他にも実際に使ったうえで紹介しています。
ご興味ある方はぜひご覧ください。
この記事で分かること
- 電車内でリスニングできるノイキャン機能付きイヤホンの選び方
- 電車内でリスニングできるノイキャン機能付きイヤホンの使用感
電車のノイズでリスニングや動画視聴が聞き取れない
社会人が勉強する上で、最大の難問は時間が取れないことでしょう。そんな中、隙間時間を有効活用することが必要です。都市圏等にお住まいで、通勤に電車を利用されている方は、その車内で勉強している方も多いのではないでしょうか。
最近はオンライン学習できる教材も普及し、スマホとイヤホンさえあれば勉強できる環境が整っています。NetflixやYouTubeなどの動画コンテンツも楽しめます。
しかしコロナ禍で電車の窓が開いていて、騒音のため音声が聴き取りづらいということがありませんか?特に地下鉄の様にトンネル内に入ると、音量を上げても聞き難いといったいったことがあります。私は簿記やTOEICの学習をする際に、主に通勤電車内で行っています。その際に音声が聞き取り難いのがとてもストレスでした。
ノイズキャンセリング機能なら電車内でリスニング・動画視聴できる
そのストレスを解消したのは、ノイズキャンセリングイヤホンでした。
費用の問題
しかし、ノイズキャンセリングイヤホンといってもピンキリで何が良いのかよく分かりません。
評判が良いのはAppleのAirPods ProやSONYのWF-1000XM4でしょう。
しかし、お値段が高め。そこでリーズナブルなノイズキャンセリング機能付きワイヤレスイヤホンを探しました。
機能の問題
値段なりのノイズキャンセリング機能じゃないの?電車のなかでリスニングできるの?
購入前には上記のような懸念事項がありました。安くても機能が伴わなければ意味がない。
ノイズキャンセリング機能の指標の1つとして、何db(デシベル)音を減らすことができるかがあります。
騒音の具体例 | 騒音の大きさ | 人の声での例 | 会話が成り立つ目安 |
走行中の電車内 | 80db | かなり大きな声 | 大声で0.3m以内で可能 |
普通の会話 | 60db | 普通の声 | 大声で3m以内で可能 |
家庭用エアコンの室外機(直近) | 50db | 小さな声 | 普通の声で3m以内で可能 |
調べた限りでは、走行中の電車内の騒音は80db程度とされています。80dbより20db少なくできれば、60dbで普通の声程度の音の大きさになります。30db減らすことができれば、小さな声(50db)で話しても聞こえる程度の音になると考えられます。つまり20~30dbの音を抑制できれば良いはずです。
しかし「○○db低減」と記載されているイヤホンばかりではありません。そこで実際に使用してみて、比較してみました。
コスパの良い電車で使えるノイキャンイヤホン比較
1位 | 2位 | 3位 | |
名称 | soundcore LIfe P3 | Mini Pro HS | Free Pro |
メーカー | Anker | Soundpeats | EarFun |
価格 | ¥8.990 | ¥7.980 | ¥5,990 |
ノイキャン効果 | 18%減 | 18%減 | 12%減 |
詳細 | こちらをクリック | こちらをクリック | こちらをクリック |
ノイキャン効果の測定は、電車内で「標準モード」と「ノイキャンモード」両方を使い、どの程度音量を小さくして聞くことができたかを比べています。
私はiPhoneを使っており、ボタンを1度押すごとに6%音量が増減します。そのため「18%減」とは音量ボタンを3回分の小さい音で聞くことができたということです。
1万円以下の電車で使えるノイキャンイヤホン特徴
Anker soundcore Life P3特徴
soundcore Life P3はノイキャンモードを使用すると、使用していない時に比べて18%音を小さくして聞けます。
Anker soundcore Life P3のレビューを読むにはこちらをクリック
おススメの点
- ノイキャンモードが3種類ある
- 専用アプリがある
- 外音取り込みモードが機能する
注意点
たまに途切れる?
正直、Bluetoothの規格が少し古いためか音が途切れてしまうことがあります。とは言え、頻度は多くありません。1万円以下の中ではノイキャン機能のレベルは高く、外音取り込みモードが十分に機能するので買って損はしないと思います。
SOUNDPEATS Mini Pro HS 特徴
SOUNDPEATS Mini Pro HSはノイキャンモードを使用すると、使用していない時に比べて18%音を小さくして聞けます。
SOUNDPEATS Mini Pro HSのレビューを読むにはこちらをクリック
おススメの点
- 音質が優しい
- 小型だけど扱いやすい
- 専用アプリがある
注意点
- 音ズレがする?
- イヤーフックが無い
SOUNDPEATS Mini Pro HSは、ハイレゾ音源対応イヤホンであるため良い音質で聞くことができます。そのためかノイキャン機能使用時にも聴き取りやすい印象でした。
Ankerとの金額差は千円程度ですが、ワイヤレス充電ができないことが減点理由となっています。単純なノイキャン性能は大きな差は無いので、ワイヤレス充電にこだわらなければ、音質も良いですしコスパ的にもおススメできます。
EarFun Free Pro 特徴
EarFun Free Proはノイキャンモードを使用すると、使用していない時に比べて12%音を小さくして聞けます。
EarFun Free Proのレビューを読むにはこちらをクリック
おススメの点
- 低遅延モードがある
- 低コスト
注意点
- 風防が不十分
- 小型で扱いずらい
こちらは価格が5000円代で購入できるノイキャン機能付きイヤホンです。ノイキャン機能自体は若干弱いモノの、安く抑えたいのであれば購入しても良いと思います。
その他の1万円以下のノイズキャンセリングイヤホン
世の中には様々なノイズキャンセリングイヤホンがあります。まだレビューできていないものが幾つかあるので列挙しておきます。徐々にレビューをしていく予定です。
EarFun Free Pro 2
「EarFun Free Pro」の後継機。お値段は若干高くなりますが、その分性能は高くなっています。
EarFun Air Pro 2
ノイズキャンセリング機能は40db低減するとうたっています。また形状からマイクが口元に近く、音声を拾いやすくなっています。
AVIOT TE-D01q2
日本メーカーの製品です。カラーバリエーションも多彩で選ぶ楽しみがありますね。
Victor HA-A30T
蓄音機に耳を傾ける犬のロゴがおなじみのケンウッドの製品です。お値段は8000円代とやや上がりますが、イヤホンにロゴが印刷されており、個別性を出したい方には良いかもしれません。
ノイズキャンセリングで快適な通勤電車ライフを
私がノイズキャンセリング機能付きワイヤレスイヤホンを買った目的は、以下のことを達成するためでした。
- 電車の中で騒音に悩まされずリスニング学習ができる。
- 動画講義をストレスなく視聴できる。
- YouTubeの動画が快適に楽しめる。
こうした目標はたやすく達成されました。おかげで電車内の勉強環境は快適。目標であるTOEIC700点越えもできそうな気がしています。
ノイズキャンセリングで電車内でリスニング学習 まとめ
社会人にとって、通勤電車をいかに快適に過ごすかは課題です。私は英語リスニングや動画視聴をしていることが多いので騒音がストレスでした。そのためノイズキャンセリングイヤホンを購入した結果、そのストレスは解消されました。
1万円以下の機種に絞って幾つか試してみたところ、今のところAnkerのsoundcore Life P3がベスト。Amazonレビュー通りの結果で面白みに欠けますが、おススメできると思います。
Anker soundcore Life P3で快適な通勤環境を手に入れてください。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。