スピーキング 英語

【スピーキングテスト】TSST受けてみた【質問内容20問掲載】

2021-08-12

TSSTってどんなテスト?
TSSTの対策って何をすればいいの?

そんな疑問を持つ方の参考になればと書きました。

私は2021年4月4日に受験しました。

理由は以前読んだ本に英語が話せるようになるには、スピーキングテストとオンライン英会話をするように書いてあったからです。

そこでモノは試しと、何の対策もせずに受験してみたのですが、結果は9段階評価の3.

ものの見事に玉砕しました。

TSSTの情報は少なかったので、私自身が事前に知っておきたかったなぁと思うことをまとめてみました。

ココがポイント

  • TSSTの質問内容
  • TSSTの対策

TSSTとは

TSSTとは、アルクが以前より対面のインタビュー形式で行っていたテストを、近年になって電話を使って受験できるようにしたものです。

TSSTは、Telephone Standard Speaking Testの略。

Yes/Noや単語などでは解答できず、長く多くの英語を話さなければならない問題が出題されます。

TSST日本人のレベル分布

日本人英語学習者のTSSTレベルの分布は以下のようになっています。

(音読で外国語が話せるようになる科学 門田修平 p.95の図を改編)

スピーキング能力を9段階のレベルで判定するのですが、全体の平均は4.2とのこと。

私はレベル3。

平均より劣るモノの多数派ではあります…。

なぜTSSTを受験したの?

理由は以下の3つです。

TSSTを受験した理由

  • 読んだ本でTSSTが勧められていたから
  • 英語スピーキング力を知りたかったから
  • 社会的にも英語スピーキングテスト結果が必要となると思ったから

読んだ本でTSSTが勧められていたから

私が読んだ本は、「難しいことはわかりませんが、英語が話せる方法を教えてください!だったのですが、そこで英語を話せるようになるための方法として勧められていたのは以下の2つでした。

ココがポイント

  • 英語スピーキングテストを受けること
  • オンライン英会話を利用すること

いずれにせよ、テストという課題があれば努力もしやすいということでした。

現時点の英語スピーキング力を知りたかったから

テストも良し悪しがあるのでしょうが、決められた尺度で評価されることで分かることもあるはずです。

私自身が話せないのは分かっていましたが、どの程度話せないのか、話せるようになるために欠けているのは何か、ということを知りたいと思いました。

そのため現時点での英語スピーキング力を知るために受験しました。

社会的にも英語スピーキングテスト結果が必要とされると思ったから

私はTOEICテストを定期的に受験しておりますが、その正式名称は「TOEIC Listening & Reading Test」です。

「TOEIC Speaking & Writing Test」もありますが、一般的にTOEICといえばListening & Reading Testを指しています。

実際のコミュニケーションは、もちろん聞く・読むだけではないので、話す・書くことも必要となるはずです。

ですから自分の英語力をアピールするのであれば、いずれ社会的にもスピーキングテストの結果も重視されるようになるだろうと思いました。

TSSTの申込方法

TSSTの申込は、公式HPから可能です。

個人用と法人用の2つのパターンがあり、個人受験を選択してください。

日程表に記載されていますが、申込期間は受験期間の約1週間前までとなります。

申込期間:20××年1月5日~1月11日

受験期間:20××年1月19日~1月25日

受験希望日があれば、その日が含まれる受験期間の申込期間内に手続きする必要があります。

TSSTの受験方法

実際に試験を受けるのは、自分が申し込んだ受験期間内であれば24時間いつでも可能です。

指定された電話番号に電話をかけます。

簡単なガイダンスが流れたのち開始されます。

英語と日本で質問され、その質問に対して英語で答えていきます。

所要時間:15分

問題数:10問

各問題解答時間:45秒

TSSTの費用

税込み:8,800円

クレジットカードにてwebから支払います。

ちなみにTOEIC L&Rの受験費用は、税込み7,810円です。

TSSTの質問内容

私が受験した時の質問内容は以下の通りでした。

  1. 自宅の最寄り駅周辺の状況に関して説明してください。
  2. 自分が幸せだと思うことと、その理由を教えてください。
  3. 家に帰ってきた時の部屋の中の様子を説明してください。
  4. 冬にやりたくないことと、その理由を教えてください。
  5. Saleの時に買い物をすることは好きですか?その答えの理由も教えてください。
  6. 自分にとって好きな場所と、その理由を教えてください。
  7. 自分の人生で影響を受けた人物に関して説明してください。
  8. 運転免許の取得方法に関して説明してください。
  9. 自分の好きなスポーツの試合のやり方に関して教えてください。
  10. 最近の印象的なニュースに関して説明してください。

また、音読で外国語が話せるようになる科学(p.95)にも、出題される質問内容が掲載されていましたので引用します。

  1. 自由時間にすることは何?
  2. 恋人と別れた女性友達をどの様に慰める?
  3. 学生の時に所属していたクラブは?
  4. 待ち合わせの友人が来ない時どうする?
  5. 休日時間があるときにあなたはどのような対応をしますか?
  6. あなたが好きなアウトドアスポーツはなんですか?
  7. 友人の部屋がちらかっていたらどんなアドバイスする?
  8. 金曜日の夜に普段あなたは何をしていますか?
  9. 親や、友人、車のことについて説明してください。
  10. 最近参加したセレモニーについて説明してください。

TSST 質問内容」で検索すると受験した方々の報告が載っているので、参考になるかもしれません。

TSSTの対策

対策として以下の方法が挙げられます。

TSSTの対策

  • 簡単な英語で作った文章を連続でいう。
  • できるだけ多くのことを言う。
  • 間違いを気にしないで、どんどん話す。
  • オハコに無いようなイレギュラーな質問は、「By the way」などを使い、オハコに寄せて答える。
  • 躊躇せずに発音できるような環境で受験する。

これは以前私が書いたブログ記事(【オンライン英会話活用法】英語のスピーキングが上達する方法について)に記載したものです。

前述した質問内容を参考にして、いくら対策してもキリがありません。

そこで重要なのは「オハコを用意する」という考え方です。

「オハコ」とは、もっとも得意な芸や技のことの通称ですが、自分の得意な話題や好きなことに関することは、英語で話せるように事前に準備することが有効のようです。

そうすることによって、イレギュラーな質問に対しても話題を変えつつ対応しやすくなるのでしょう。

TSSTの評価方法

評価方法はアナログです。

熟練した3人の評価者が、4つの基準をもとに判定するのだそうです。

  • 理由、意見を述べる、手順を説明する、苦情を言うなどの言語機能を遂行できるか。
  • 自分自身や身の回りのこと、時事問題などの話題をどんな場面・状況で話せるか。
  • どの様なレベルの単語、フレーズ、文を使って話を構成できるか。
  • 聞き手にどれくらい正確に理解されるように話しているか。

「音読で外国語が話せるようになる科学」 門田修平 p.96

TSSTのスコアレポート

  • 9段階のレベルとスコアによる評価
  • 「言語機能」「話題/場面」「テキストタイプ」「正確さ」の4つの基準軸で評価
  • 4つの基準軸をレーダーチャートおよび基準別に個別診断される。
    • 個別診断では「できている項目」と「次に取り組むべき課題」が記されています。

A4レポート4枚程度の内容で、メールで閲覧用のアドレスとID/PWが届きます。

私のスコア

私は以下のような結果でした。

TSSTレベル:3

TSSTスコア:375/995

TSSTレベル3の概要は以下の様になっていました。

暗記した決まり文句を単に繰り返すところから一歩踏み出し、時には知っている表現を応用して、短い簡単な文を自分で作り話すことができます。

しかし、内容は自分自身に深く関わりのある事柄に限られ、全体の半分近くで意味が通じなくなるような文法・語彙選択の誤りが見られます。

話を進めるのに大変苦労し、時間がかかることが多く、聞き手を待たせてしまいます。

発音は母国語の影響が強く残っている場合が多く、何回か繰り返しても聞き手に理解してもらえないこともあるでしょう。

すごい残念なこと言われてます

私自身の結果はこんな公にできたものではないものの、スコアレポート自体は詳細で参考になるものでした。

特に「できている項目」と「次に取り組むべき課題」が明確に示されている点は良いのではないかと思います。

また画像のように次のレベルアップのために必要な項目も指摘してもらえるのは、学習をすすめる上でありがたいことかと思いました。

TSSTのメリット・デメリット

私自身、TSSTを受験してみて感じたメリット・デメリットを述べてみたいと思います。

TSSTのメリット

TSSTのメリット

  1. いつでもどこでも、電話で受けられる。
  2. 一定の基準内でスピーキング能力を測ることができる。
  3. 詳細なレポート

いつでもどこでも、電話で受けられる

時間と場所を選ばないというのは、ありがたいと思います。

私は日中は子守りなどで落ち着いて受験できなさそうだったので、朝5時半に起床し、浴室の中で受験しました。

一定の基準内でスピーキング能力を測ることができる。

「英語を話すことができる」といっても、状況によって様々です。

1週間程度の旅行で不自由しなければ良いのか、大学留学して卒業できるようになるのか、はたまた国際結婚をして生涯を共にするのか。

このように曖昧な評価になりがちな能力を、一つの基準で評価することは有益なことだろうと思います。

少なくとも基準内でレベルが上がるように取り組むことで、自分の学習の進捗状況をチェックすることができるでしょう。

詳細なレポート

フィードバックが詳細で参考にしやすいと思いました。

特に前述の通り、これからどの様に取り組むべきかが示されているのは、学習上参考になると思います。

[/st-mybox]

TSSTのデメリット

TSSTのデメリット

  1. 情報が少ない
  2. 就職・転職に使えなさそう
  3. 値段が高い

情報が少ない

公式HPを見て、なんとなく感じるのは予算かかってなさそう…。

私の勝手な印象ですが、「力入れてます!」感が伝わってきません。

就職・転職に使えなさそう

社会的にスピーキングテストが必要になるだろうとは思いましたが、TSSTの結果が重視されるかは別問題です。

やはりTOEIC speakinng & writingテストの方が説得力がありそうと思ってしまいました。

値段が高い

前述しましたがTOEIC L&Rよりも金額は高いです。

たった15分で終わるのに...。

なんとなくモヤモヤ。

まとめ TSSTを受験して

以上が、私のTSSTの体験談でした。

予想通り、いまいちの結果でした。

しかし、そもそも日本語だって自由に扱えている訳ではありません。

日本語を自由自在に操れていたら、もう少しeasyだったでしょう。

いわんや英語おや。

ともかく、家にいながら短時間で受験できてしまい、客観的にスピーキング能力を知ることができるのはメリットだと思いました。

しかしながら個人的には、デメリットを考慮するとTSSTに拘らなくても良いのではないかと思ったのが正直なところです。

世の中には様々なスピーキングテストがあるようなので、もう少し他にも視線を向けてみようと思います。

いずれにせよ聞く・読むだけでなく、話す・書くも含めて英語学習をすすめていこう考えています。

そのための試行錯誤をこれからも継続していきます!

因みに、本記事で参考にした本とレビュー記事は以下になります。

目を通して頂けると嬉しいです。

【オンライン英会話活用法】英語のスピーキングが上達する方法について

疑問 英語が話せるようになるにはどうしたら良いだろう。 英語のスピーキングが上達するには何をしたらいいだろう。 そんな疑問に答えてもらえる本を読みました。   リンク   私は、英 ...

続きを見る

【英語勉強法】「音読で外国語が話せるようになる科学」を読んで【要約/感想】

外国語学習の時、音読することにどんな意味があるんだろう 英語の音読をすると何の役に立つのだろう 私は2020年2月から英語の音読トレーニングを続けています。 きっかけは英語上達完全マップを読み、効果的 ...

続きを見る

TSST公式ホームページ

最後までお読みいただきありがとうございました。

スポンサーリンク

-スピーキング, 英語

© 2021 MSO weblog