私は2009年から10年以上朝活をしています。はじめたきっかけは夜間の大学院に進学したことで、論文を読んだりする時間が足りず、やむを得ず朝にすることにしました。
現在は5時起き。就寝時間は22時前後。睡眠時間は約7時間程度。教材はスタディサプリTOEIC®TEST対策コースを利用して英語を学習しています。スタサプをは朝活にで英語学習をするのに適した教材だと思います。
朝活はいつ寝て、いつ起きるかが注目されがちです。もちろんそれも大事だと思います。しかし、朝の時間をしっかりスケジューリングすることも大切です。1日全体のスケジュールと、朝時間のスケジュールがうまく回ってこそ、朝活が成功すると考えています。そして朝活を始めるうえでは、スケジュール以前に準備が重要になると思うので、どのようなことが必要か詳しく解説します。
朝時間で英語を勉強しようという方は、日中に十分な勉強時間がないでしょうし、なんとか早起きして勉強時間を確保しようという志の高い方でしょう。この記事ではそんなあなたに、10年以上の朝活経験から考える、朝活で英語の勉強するためのスケジューリングの方法をお伝えします。
社会人の朝活スケジュール
朝活を成功させるには、1日トータルの時間管理と朝の時間の管理が必要です。
朝活を成功させる2つのスケジュール
- 1日のスケジュール
- 朝のスケジュール
朝活のための1日のスケジュール
1日のスケジュールに関しては次の3つを考える必要があります。優先順位は以下の通り。
スケジュールを立てるための優先順位
- 睡眠時間
- 何時から始めるか
- 何時に寝るか
朝活のための1日のスケジュール:睡眠時間
朝活というと「何時から始めるか」に意識が向きがちです。しかし、前日の睡眠時間が朝のパフォーマンスに影響してきます。短時間の睡眠では朝の体調は思わしくないでしょう。睡眠時間短くても短期間なら成立するかしれませんが、長期に継続することは難しい。若いときは無理がききますが、私のように40代の半ばをすぎると年齢を重ねると短時間睡眠の悪影響を顕著に感じます。
睡眠時間の理想は7時間前後と言われているので、そのくらいの睡眠時間を取れることが望ましいといえます。睡眠時間を確保することが朝活成功のポイントでしょう。
朝活のための1日のスケジュール:何時から始めるか
では、何時に起きればよいでしょうか。
私は出勤の2時間前くらいに起きています。7時に家を出ることを考え、5時が起床時間です。起き抜けにスグ活動できる訳ではありません。起床直後はぼんやりしたり、体もまだ重い感じがあるため、アイドリングの時間も設けています。出勤までの時間をまるまる朝活に費やせるわけではないでしょうから、朝のスケジューリングが大切となるわけです。この点に関しては後述します。朝のスケジューリングの項目に飛びたい方はコチラをクリック
朝活のための1日のスケジュール:何時に寝るか
睡眠時間と起床時間が決まってから、寝る時間を決めましょう。例えば5時起きで7時間睡眠なら22時くらいには寝むりについておきたい。スグに寝れないことを考えると21時半に就寝できるように行動します。そんなに早い時間に寝れないという方もいるかもしれません。仕事の都合や家族の生活リズム、お付き合い、趣味…等。継続して朝活するためには、こうした課題を克服したうえで1日全体のスケジュール管理をする必要があります。つまり朝活をする以前の事前の準備が求められるのです。
朝のスケジュール
続いて朝活をする時間帯のスケジューリングに関して解説します。何はともあれ無事朝起きれたとしても、それからのスケジュール自体が大切で、次の3つの項目を考えると成功確率が高まります。
朝のスケジューリングで考えること
- アイドリング時間
- 朝活時間
- 出勤準備時間
朝のスケジュール:アイドリング時間
朝活するうえで、起き抜けに机にすぐに向き合って勉強を開始できる方は少ないのではないでしょうか。私などは、ついついソファでくつろいでしまうことがあります。そのため、一定時間脳と体を起こす時間があると、スムーズに活動にうつれます。1番オススメなのは体を動かすこと。ただ、いきなり散歩やランニングなどを行おうとすると、着替えや外の気温、天候に左右されなかなか安定して行うことができないと思います。そこまで激しい運動でなくて大丈夫。オススメなのは簡単な家事を行うこと。私は前の晩から洗濯機にタイマーをかけて起きたと同時に洗濯物を干せる状態にしています。洗濯干しの家事をすることによって、体が徐々に起きてきます。作業内容にもよるが、15分〜20分が理想でしょう。身体も頭もさめて朝活に取り組める準備ができる。家族の家事負担を少しでも減らすことができて一石二鳥。私は、この時間で音声をながら聞き学習をしていたりもします。
朝のスケジュール:朝活時間
朝活するための時間は取れれば取れるだけ良いでしょう。このブログの趣旨としては、朝の時間を有効活用して英語学習をすることが目的となるので、この時間をしっかり作ることが重要事項となります。少なくとも30分から1時間は欲しいところです。しかし、1時間だとしても集中しているとあっという間に過ぎていきます。効率的に学習をすすめたい。そこで、教材選びが重要になります。基本的には、あれこれやろうとしない方がいいでしょう。一つの教材に集中して取り組むのがベターだと私は考えています。
詳細は記事にしてありますので、興味のある方はコチラをクリック
朝のスケジュール:出勤準備時間
この時間は、人それぞれ個性が出るところでしょう。特にこれと言った準備がなければ、学習時間にあてても良いと思いますし、朝食の時間にする方もいるのではないかと思います。
私の場合は、朝は何も食べないようにしています。ただ娘と自分のお弁当の準備や、夕飯の仕込みなどを行う場合があります。自分で食べるものをコントロールすることで、体重管理にもなりますし、少しでも妻の助けになればと行っています。朝の時間とはいえ、家族がいると自分だけの時間にできないのがもどかしいところですが、貴重なコミュニケーションの時間でもあります。この辺も何を重視するかで時間の使い方は変わりそうですね。
私の朝活スケジュール
上記を総合すると私の朝活のスケジューリングは以下のようになります。
現実にはここまできっちりしている訳ではありませんが、おおよそのペースはこのような感じで過ごしています。
朝活スケジュール作りのための事前準備
前述のとおり、朝活はじめるにしても1日は当たり前ですが24時間しかありません。これから朝活を始めようと思っていても、自分がしていることにそのまま英語学習を加えたとしても、限られた時間のなかでは難しいと思います。例えば今より早く寝るとしても、その時間に今までしていたことを削る必要があります。では、何を削ればいいのか。闇雲に朝活を始めるよりは、事前に準備する方が効率的かと思います。その手順を以下に解説します。
朝活スケジュール作りのための事前準備
- 今していることのリスト化
- 取捨選択
- 優先順位づけ
今していることのリスト化
まず朝活を始めるまえに、1日の中で「していること」をリストアップしてみましょう。自分自身の1日の行動を客観的に振り返る必要があります。どんなことに時間を使っているか、把握することができ、思っていたよりも無駄なことに時間を使っている場合もあるかもしれません。案外とさまざまな気付きを得ることができると思います。
取捨選択
リスト化したら、次にその中から「必要なモノ」と「そうでないモノ」を取捨選択していきます。一生捨てる訳ではなく、一時的でも構いません。私の場合は次のようなものを捨ててきました。
- スマホゲーム
- 娯楽のための読書
- テレビを見る
- 筋トレ
- ランニング
上記はあくまで一例です。筋トレやランニングなどは健康づくりにも必要ですし、どうしても止めたくないという方もいるでしょう。ただ、私の場合は勉強時間を確保したかったので、現在はやめているということです。いずれにしても「必要なモノ」と「そうでないモノ」を自分のなかで自覚して見極める作業をおこなっていきます。
優先順位づけ
さらに残ったものの中で優先順位をつけていきます。
私の場合さ、以下の様な感じです。
- 家族との時間
- 健康管理
- 仕事
- 英語学習
そこまで厳密ではないものの、この順位をつけることによって、英語学習が自分にとってどれくらい大切であるかを把握することができます。優先順位をつけることで、ほんとに英語学習が必要なのか、何事にも変え難く優先順位が高いものなのか自問自答することが必要です。それほど優先順位が高くないならば、無理をする必要はありません。朝活もしなくて済むかもしれない。優先順位が高いという自覚があれば、続けやすいはずです。わざわざ朝早く起きて活動するにはそれなりの理由がないとなかなか難しい。
朝活スケジュール管理の重要な点
朝活のスケジュールをたて、継続して英語学習をするための要点は以下の3つ。
朝活英語学習のスケジュール管理の要点
- 睡眠時間を確保する
- 教材選び
睡眠時間を確保する
ともかく寝る時間は確保した方がいいです。ショートスリーパーの方もいるかもしれませんが、本質的には寝不足の人が多いとはよく聞く話。私は医療職をしていますが、若くして体調を壊している方は睡眠不足の方が多い印象。まずはしっかり寝ましょう。
教材選び
朝活で英語の勉強をスムーズにするには教材選びが非常に大切だと思います。個人的にはスタディサプリTOEIC®TEST対策コースを利用しています。朝活におすすめめな理由は以下の10個。
スタディサプリTOEIC®TEST対策コースがおすすめな理由
- どこでもできる
- どんな体勢でも
- 短時間でも
- 一つでTOEIC対策網羅
- SNSで共有、仲間を見つけやすい
- アップデートされ情報が最新
- 基礎から中級まで広く
- アプリのみ紙ペン不要・荷物にならない
- 記録が可視化できる
- 続けやすい
詳しくは別の記事にしてあるので、ぜひご覧ください。
朝活の続け方・モチベーション保ち方
朝活を続けるには内的環境と外的環境を整える必要があります。
内部環境の整備
- 目的と理由・優先順位の認識
- 朝を好きになる
- 体調管理する
- ルーティン化・習慣にする・モチベに頼らない
- 体を軽く動かす
- 途絶えても気にしないチートデイをつくる
外部環境の整備
- 目覚まし
- 続けやすい教材を選ぶ
- SNS/人と自分を比べない
- 記録する
- ペットを飼う
詳しくは記事にしたのでご覧ください。
朝活のメリット・デメリット
朝活のメリットとデメリットに関しては、次のように考えます。
朝活のメリット
- 静か
- 集中できる
- 元気
- 自分時間が取れる
- 生活リズムが整う
- 通勤電車がすいている
朝活のデメリット
- 初期は変化がストレス
- 融通が利きにくい
- できることは限られる
朝活でやってはいけないこと
朝活をするうえでは、次のことはやってはいけません。朝活をする意味がなくなってしまいます。
朝活でやってはいけないこと
- 目的と理由が漠然としてる
- 優先順位が間違っている
- 慢性的に寝不足
- 結局違うことしちゃう
朝活で起きれない時には
朝活をしようにも、朝早く起きれないということはあるでしょう。起きても勉強に取り組めない場合も考えられます。起きるためのコツ、活動するためのコツは次の通り。
朝活のために起きるこつ
- 寝る
- 体を軽く動かす
- 陽射しを浴びる
- 水分摂取
- 理由づくり
- 楽しみを見つける
朝活の英語学習に必要なもの
朝活を続けるために外部環境を整えることは述べました。私は次のモノを使って学習環境を整えています。
朝活の英語学習に必要なもの
- 目覚まし
- コーヒー
- ワイヤレスイヤホン
- 中古PC
- スタサプ
朝活で英語の勉強をはじめる方法:朝活スケジュールの立て方まとめ
朝活するためのスケジュールの立て方を解説しました。この記事の要点は以下の3つです。
この記事の要点
- 朝活するための事前準備
- 朝活するための1日のスケジュール
- 朝自体のスケジュール
短期間で限定で行うのであれば、多少の無理はきくと思います。しかし、英語学習に腰を据えて取り組むためには、継続可能なスケジュールを立てる必要があります。そのための方法を解説しました。
野球のイチロー選手は以下のように言っています。
「やっぱり、小さなことを重ねることが、とんでもないところに行くただ一つの道なんだなとというふうに感じています。」
このブログを最後までお読みくださった方は、忙しい、時間がない中でも、なんとか自分を前進させようと努力されていることと思います。少しでも、この記事が参考になると嬉しいです。最後までお読みくださりありがとうございました。