
たくさん本を読みたいけど、時間が足りない。
効率よく読むにはどうしたら良いんだろう?
そんな疑問にこの記事では応えます。
チャンネル登録者数100万人を超える人気YouTuber 鴨頭嘉人さんの動画で究極の読書法が語られていました。
鴨頭さんは1週間に15冊以上も本を読まれる読書家で、商品開発のために非常に多くの本を読む必要があるとのこと。
そのエッセンスが動画で語られいたので、まとめていきます。
要点は、
これに尽きます。
この動画を見れば、たくさんの本を読むことができるようになり、人生を変える本に出会えること請け合いです。
鴨頭嘉人の読書法
鴨頭さんの本の読み方の特徴は、以下の3点を意識しながら読むということ。
- 読まないところを察知しながら読む。
- 読んだ方が良いところを高速でチェックする。
- 熟読した方がいいところは熟読する。
特に熟読したところで必要なところに関しては、以下のようにすると。
- マーカーをひく
- カッターで切り取る
- ファイリングする
その過程を通じで記憶に残り、講演中も円滑にアウトプットできるといいます。
しかし、ここまで読まれてこう思いませんでした?

なんだかよくある読書法だなぁ…。
たしかにこれだけ読んだ限りでは、他で語られていることと代わり映えしない方法です。
でも、大切なのはこの方法を採用するに至る思考法です。
読まない能力
鴨頭さんは、1冊の本において本当に著者が伝えたいことは、その本の内容の5%前後でだと述べます。
例えば300ページの本であれば12~18ページくらいでしょうか。
ファイリングした結果、この程度しか残らないことはよくあるそうです。
しかし、この15ページ前後に著者の本当に伝えたいことが込められており、これを受け止められれば十分であると。
そのためにはコアメッセージを読んで、本の内容が自分に適しているか否かを見極めよといいます。
でわ、そのコアメッセージを抽出するためには、興味あるところをまず読むこと。
興味あるところ読んで、向き不向きを判断し、向いていないなら読むのを止める。
つまり、読まないという能力が求められるのです。
読書の時間単価を考える
皆さんは本1冊読むのに、どれくらいの時間がかかるでしょう。
ページ数や難易度、内容によってよりけりですが、専門書だったり、ビジネス署を1日かそこらで読み終えることは困難でしょう。
私の場合は、多くの本を読んだ月でも5冊前後がいいところでした。
しかも、合わないなぁと思っても、なんとか頑張って読んだりしていました。
しかし、前述のとおり、読まない能力が大事なのです。
それはなぜか。
自らの時給を考えてみてください。
1日に1時間本を読んで、1週間で読み終えた場合、約7時間はその本に費やしていることになります。
仮に私の時給が1100円として考えたとき、約8000円の価値をその本を読んだことで得られるでしょうか?
得られていれば問題ありませんが、得られなかったら8000円分の時間を無駄にしたことになります。
生産性の高い読書をするために、時間効率を考えようということです。
大切な本に出会うために
仮に1冊の本が1500円だとして、1ページを読むことによって人生が変われば、十分に元が取れるのです。
読まなければ出会えません。
軽く読むから、出会える確率が高まる。
人生が変わる1冊に出会えれば、それって数100万、数1000万(円の価値がある)じゃん。
ということは、100冊に1冊響けば元は取れる。
この考え方に尽きるのです。
まとめ
本を読むために、読まない。
禅問答のような読書法ですが、鴨頭さんのおっしゃってることには非常に納得できるものがあります。
刺さらない本をもったいないからといって、がんばって読む。
それよりも刺さる本を何冊も読んだ方が読書の意味があります。
たくさんの良い本と出合うために、意図的に読まないことを選択する。
その点が非常に参考になる動画でした。
鴨頭さんの動画を見れば、より熱い、暑苦しいくらいの熱量で語られていますので、ぜひ動画もご覧ください。