私が年収800万の理学療法士になれた理由、その後どう思ったのかは以下の記事に書きました。
年収800万となったからと言って、全然喜ぶことができず、むしろ危機感を抱いたのは書いた通りです。
では、そのように思ってから、現実にどの様に行動したのかを書いてみます。
ハッキリ申し上げると、ごくごく普通のことです。
これに尽きます。
年収800万の理学療法士になって行動したこと①
まず、年収800万に応じて膨れ上がった固定費を切り詰めました。
結果的に30,000~40,000円程度削減できたと思います。
住宅ローンの借り換え
私は、数年前に家を買ってしまっており、住宅ローンにくわえて、団体信用生命保険、固定資産税を含めて、住宅に関する支出が収入の25%程度でした。
月50万程度の収入があれば特に問題ありませんでしたが、それが継続する保証がないことを自覚したため、ローンの借り換えを検討しました。
その時に参考になったのは、モゲチェック というサイトです。
モゲチェック は、数々の金融機関の中から最も金利が低い住宅ローンプランをAIによって自動で提案するオンラインサービスです。
このサービスを利用することにより、自分にとって最適なローンはどのプランかを検討することができました。
変動と固定、それぞれのプランを提示してもらえるので、非常に参考になります。
金利だけで選ぶなら変動金利もありえたのですが、リスクをとりたくなかったので固定金利としました。
結果として総額で200万程度住宅ローンを減らすことができ、月々の住宅に関する支払いも1~2万程度削減することができました。
カーシェアリングを利用
まだ乳幼児の子供がいたため、車で移動する利便性を強く感じている頃でした。
そのため、車の購入を検討していたのですが止めました。
代わりに以前から利用していたタイムズのカーシェアリングを利用することにして、固定費がかからないようにしました。
基本的に事前に予約をすれば問題なく借りることができます。
近隣にいくつかステーションがあったので、比較的借りやすと思いました。
いずれにせよ車に付随する、駐車場や税金、ガソリン代はバカにならないと考え、シェアすることとしました。
もし身近にカーシェアが無ければ、レンタカーを検討していたかもしれません。
携帯は楽天モバイルに
スマホを3大キャリアから格安スマホにするのは、比較的スタンダードになりつつある頃でした。
楽天経済圏を考慮して楽天モバイルの利用を決めました。
契約縛り期間も契約解除料もありません。
楽天市場の買い物でもらえるポイントが+1倍増えるのはもちろん、利用料をポイント払いできるので、月によっては全額ポイントで支払うこともできました。
これにより、夫婦二人分の通信費を20,000円ほど削減することができました。
NURO光を利用
インターネット回線は、3大キャリアに付随するものを選択していたのですが、格安スマホに変更したことを機に他社を利用することにしました。
私が選択したのはNURO光だったのですが、「下り最大2Gpbsの速さ」と「全てコミコミで月額4,743円の安さ」が魅力でした。
多くのインターネット回線が下り1Gpbsであることを考えると、同じような価格で2倍の速さは魅力でしたし、利用していても実感できるレベルです。
口コミでは工事が遅いなどの評価を見かけたのですが、私は2か月前くらいから予め余裕をもって申し込みをしたせいか、特に不満を感じることもなく導入することができました。
年収800万の理学療法士になって行動したこと②
固定費を削減するとともに行ったことは断捨離でした。
その時期にちょうど手にした本がありました。
この本に書いてあることを参考にして様々なモノを捨てていったのですが、効果が高いと感じたものは次の3つでした。
本を捨てる
多少、本を読んだりしていたので、気に入った本が本棚にはありました。
しかし、よく考えると過去に読んだ本を読み返すことは全くありませんでした。
そのためほとんど捨てることとしたため、本棚のスペースを片づけることができました。
本棚から受ける圧迫感が強かったので、かなりスッキリしました。
この辺は、過去にも書いています。
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プロフィール
私に興味をもって頂きありがとうございます。 この記事では、履歴書的に自分の経歴を記しています。 もしよければご覧になって頂けると嬉しいです。 目次 年齢・性別職業・資格学歴職歴職務経歴Life wor ...
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衣類を捨てる
洋服もクローゼットの中で場所をとっていました。
本と同様に着ていないものが多く、無駄にスペースを占拠していました。
思い切って衣類も断捨離。
スペースが確保できたのはもちろんですが、新規に購入することがほとんどなくなり、日常の洋服はほぼ制服化することができました。
掃除・片付けをする
日常の掃除というより、庭に雑然と置きっぱなしになっていたものや、シンク下収納やクローゼットを片づけました。
日頃意識しなかったものの、予想以上に不必要なモノが放置されていましたが、片づけたことによりだいぶスッキリとモノが取り出しやすくなりました。
断捨離したから何なの?
ただ本やら衣類捨てて、掃除・片付けしたからって何なの?という疑問もあるかと思います。
しかし、私としてはこの行為が非常に有効でした。
かなり極端に行ったことが良かったと思います。
メリットは以下の3つ。
- 特に大切なモノが分かる。
- 余計な出費が減る。
- 決断力が養われる。
特に大切なモノが分かる。
単純に捨てるという行為は、自分にとって不必要なものを処分していく行為です。
不必要なモノがなくなっていくということは、翻って大切なモノが残っていくということです。
この行為を極端に行うと大切なモノが厳選されていきます。
本の断捨離を行ったことが私にとって非常に有益であった理由は、究極的に大切にしている価値観を自覚することができたことでした。
余計な出費が減る。
本や衣類を捨てるときに、読んでない本や着てない服をまざまざと見せつけられます。
この過程を通じて、余計なモノは購入しないようにしようと思わされます。
例えば、冬物のアウターと言えばピーコート、ダッフルコートやダウンジャケットなどあり、それぞれいい値段することもありますが、大体いつも同じダウンを着てることが多かったりします。
この場合、着ていないコートは無駄であり、実は買う必要がなかったモノになります。
こうしたことを思うと、購入する前から自分にとって必要か不必要かをよく考えるようになり、無駄遣いをすることが減りました。
決断力が養われる
極端に捨て続けると、決断力が養われるなと感じます。
もちろん全く迷わないという訳ではないのですが、決断までのスピードが速くなる。
自分にとって大切なモノがハッキリするので、それ以外のモノは必要ないと判断できる速度が高まります。
年収800万の理学療法士になって行動したことまとめ
基本的に、固定費を削減し、日々の生活の支出を必要なものに厳選するようになりました。
これにより、生活費の改善が図れたと思います。
実際、コロナ禍において、インセンティブが凍結されてしまい、それまで50万程度だった月給が37万程度に下がった時期もあったのですが、何とか凌ぐことができました。
こうした過程を経て、収入が下がっても生活できることを確信するに至り、転職することにしました。
年収800万となって抱いた危機感から、同じ職場にい続けることのリスクを感じ、生活費を改善する過程で自分にとって大切なことを自覚したことにより、今後進むべき進路が見えてきました。
その進路へ向けて舵をとるため、職場をかえるという選択をしたのです。
2021年4月より、新たな職場で頑張りたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。